山口先生の研究室から

『クルト・レヴィンその生涯と業績』A・J・マロー

 ラボラトリー・トレーニングは、グループ・ダイナミクスを創始したクルト・レヴィンが生み出したものと言われています。山口先生から出された最初の課題図書は、レヴィンの生涯と業績について、彼の弟子であり、共同研究者でもあるA・J・マローが紹介している著書『クルト・レヴィン その生涯と業績』です。

 

 ここには

・レヴィンの場の理論

・集団力学(グループ・ダイナミクス)の生い立ち

・産業界、工場現場でのアクション・リサーチ

・ラボラトリー・トレーニングの生い立ち

等が書かれています。

 

クルト・レヴィン―その生涯と業績 (1972年)

  • 作者: A. J.マロー,望月衛,宇津木保
  • 出版社/メーカー: 誠信書房


 

『クルト・レヴィン その生涯と業績』の要約

 

経験と教育

山口先生とこのデューイの経験と教育を読んだことを思い出します。経験の連続性=「以前の経験から何かを受け取り、その後にやってくる経験の質をなんらかの仕方で修正する」の考え方は、ラボラトリー・トレーニングを行う上で重要な考え方の基盤になっています。

 

経験と教育 (講談社学術文庫)

  • 作者: ジョン・デューイ,市村尚久
  • 出版社/メーカー: 講談社

 

 経験と教育の要約

エンカウンター・グループ―人間信頼の原点を求めて

 カウンセリングの大御所で「クライアント中心療法」を築いたカール・ロジャースは、晩年グループによる人間成長を目指し、エンカウンター・グループを中心に活動したと言われています。ラボラトリー・トレーニングにおけるTグループとは名前は違いますが、この本を見ると、ほとんど変わりません。ラボラトリー・トレーニングを知る上でも大切な著書だと思います。

 

エンカウンター・グループ―人間信頼の原点を求めて

  • 作者: カール・R.ロジャーズ,Carl R. Rogers,畠瀬稔,畠瀬直子
  • 出版社/メーカー: 創元社

 

感受性訓練―Tグループの理論と方法

当時「感受性訓練」と呼ばれていたラボラトリー・トレーニングの論文集です。ラボラトリーを深く学ぶためには不可欠の本と言えると思います。

 

感受性訓練―Tグループの理論と方法 (1971年)

  • 作者: L. P.ブラッドフォード,J. R.ギッブ,K. D.ベネ,三隅二不二
  • 出版社/メーカー: 日本生産性本部